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伝達の難しさ

仕事で名古屋に行ってました。

インカム(レシーバー)を片耳にはめて仕事するんですが、
接客中に耳から、違う指示が聞こえてくることがあるんですよね。

連携で仕事しているとどうしても必要だから仕方ないんだけれど。
なかなか最初は慣れないもんです。

自分が呼ばれたので、すぐに返答しようとしてボタンを押すと、
相手の言葉が途切れてしまったり、最初の言葉が繋がるまで聞こえなかったり。

たった一呼吸。

たったそれだけをお互いが気を使うだけできれいに聞き取れたりします。

階が違って仕事をしていたりすると、レシーバーはとても重要なもの。
だからこそ、お互いが伝達するのに心配りが大事なんですね。

「○○です、△△さんどうぞ~」
『はい、△△です。呼ばれましたか?どうぞ』
「××の件ですが~」

上手く相手とやり取りするには、それなりのルールがあった方がスムーズにいきます。
この場合は、『どうぞ』という言葉を付けることで、言葉の最後を示しています。

聞く側は、『どうぞ』と聞こえてからボタンを押して返答する。
そうすると、途中でボタンを押すこともなく、聞き漏らすこともありません。

ちょっとした気遣いって訳です。

そう。これが、コミュニケーションの基本な訳ですね。

伝達するってとても難しいことだけれど、
こんなちょっとした心がけをするだけで上手くいくんですよね。

お互い気持ちよく仕事をするために、ほんのちょっと相手のことも考えてみる。
仕事だけではなく、生活のいろんなシーンで活かせそうなことですね。

たった一呼吸だけ。ほんの少し待ってみること。
この秋は、そんなちょっとした心配りを大切にしてみませんか?
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